一般的な看護師よりも専門的な仕事をしたいときにはスキルアップを試みましょう。
看護師の世界には認定看護師と専門看護師と呼ばれる職業があります。
認定看護師は1995年に作られた資格で専門分野に特化しているのがメリットです。
通常の看護師よりも高い技術力を持ち看護師全体の能力向上のために作られており、全部で21個の分野に別れているのが特徴です。
具体的にどのような分野があるのかというと、救急医療の現場で活躍できる救急看護師などがあります。
他にも生殖医療に携わる不妊症看護や手術を手伝う手術看護なども選べます。
さらに上の現場で活躍できる認定看護師になるには看護師資格を保有していることが条件です。
他にも看護師の実務経験も5年以上で認定審査に合格していることが必須です。
認定看護師よりも難易度画の高い職業が専門看護師と呼ばれるものです。
こちらは看護師のエキスパートで、看護師のリーダーとして活躍できます。
患者や家族の他に医療関係者とも関わる仕事のため資格取得の難易度もかなり高いです。
それだけに専門看護師になるための条件も厳しく大学院に2年通う必要があります。
こちらの職業は11の分野に分かれているのが特徴で、がん患者のケアをするがん看護や精神疾患者に対応する精神看護などが選べます。
基本的にケアは患者とその家族が対象で、チームで医療を支える専門看護師は多くのスタッフと連携をして仕事を行います。
それだけにチームをまとめる力も必要になるのが特徴です。